奔走した日々を振り返る・・・!

長良川鵜飼屋花火大会スタッフ インタビュー

第2回大会実行委員会の立ち上げから、協賛集め、ボランティア統括、地域広報、出演告知など・・・2021年も約半年近くにわたって奔走した有志メンバーたち。
「みんなであげる花火大会」のために、一人一人が自分にできることを考え、活動してきました。
どんなところが大変だったか? どんな想いでたずさわってきたのか? 何が彼らを突き動かすのか?・・・奔走した日々を振り返り、開催目前、それぞれに聞きました!

──「長良川鵜飼屋花火大会」への想い。
プロジェクトの実現に奔走した有志たちに聞きました。

  • あげる会メンバー
    白木
    事務局・受付窓口
    地元の文化に取り組むことで地元に愛着が湧き、暮らす楽しみになると感じているので、そう思う人が増えたらいいなと、そんな気持ちで関わってきました。
    受け付け応対の中でいろんな方の話を聞いて、『花火』はそれぞれの人生の中で思い出に残っているものだと感じました。
    沢山の人の想いや共感が集まる『花火』は、本当に熱量が高いので、大人が誰かや何かを思って参加する『あげる会』が、今後どんな影響があるのか、どこかで見れたり聞けたりするのが楽しみです。
  • あげる会メンバー
     川島
    メディア出演・
    地域への広報
    苦労した点では、企業さん協賛の電話をかけても直ぐに切られてしまい、私達の想いがうまく伝えられなかったのが悔しかったですし、辛かったです。その度に伝え方を考え直しました。
    大事にしてきたことは、「花火を継続すること」。そのためには安全面を最重視。一度限りで尚且つ失敗は絶対に許されないため、コロナ禍においては大袈裟と思われても神経質に考えていました。
  • あげる会 副会長
    矢田
    ボランティアまとめ・長良中缶バッチ担当
    先生の生徒たちへの想いに感銘を受け、将来成長していく中学生に、自分たち(中学生)のアイデアから、地域の大人たちが動き出し何かが生まれるという経験を通して、すこしでも何か感じて欲しいと思いました。
    協力、参加してくれた一人一人が主役の花火大会である、という大会趣旨を大切にしています。
    人の数だけそれぞれの想いがあり、花火の見え方も人それぞれ、みんなの熱い想いに負けないように頑張って立ってるだけでも精一杯でした。
  • あげる会 会長
    渡辺
    警備ボランティア統括
    (地域団体:長良西体育振興会会長)
    コロナ行事ですべての地域行事が中止され、地域団体としての活動もなくなって士気がらなくなっていたところだった。花火大会に協力するかと団員に尋ねると、「是非やりたい」との返事。喜んで参加協力させてもらった。(警備は)自分たちがもともと得意とする分野だったこともあった。得意分野で関わりながらみんなで大会を盛り上げたいと考えている。
  • 副実行委員
    小島
    会計担当
    Q1 今回大変だったこと:
    ボランティア活動による時間確保の難しさ、分担分業による情報や意識の共有の難しさ

    Q2 長期間にわたるボランティア活動を続けるために原動力やモチベーションになっていたこと:
    ・ 花火好き(メンバーも協賛者も)
    ・「ありがとう」「よかったよ」の声
    ・ 各メンバーの得意分野が活かせる分担

    Q3 今後、鵜飼屋や花火大会、&nへ展望:
    市や県と共同(できれば主催)による花火大会、協力者増加により各個人の負担軽減ができると良い、人の集まる場所としての&n。
  • 副実行委員
    交田
    地域連携担当
    鵜飼屋地区で生活・活動する人間として、鵜飼漁を、漁として、漁師でもある鵜匠の方々や近隣の旅館や飲食店・各団体との花火大会並びにアンドンのイベントや存在についての合意形成過程において、何より大事にしていることは地域の皆さんと共に未来を見据えて活動していくことです。
    不足しているもの・迷惑しているもの・安心できるもの、模索し実行しています。
    その中で生まれたものが今回の花火大会だと思っています。
    調整作業やすり合わせ機会を大事として、時に紆余曲折ありますが、より親しくさせていただいています。川の恵みと畏れを伴う鵜飼屋地区においての未来作りとは、まさにこういうものじゃないかと今では思っています。
  • 副実行委員
    右髙
    行政書類担当
    (長良小現PTA会長)
    岐阜県、岐阜市、木曽川上流河川事務所などに対しての書類作成及び調整。主にコロナ対策のすり合わせを担当し、河川事務所と複数回のやり取り、岐阜県との間で日々変わるコロナ対策についての連絡及び周知徹底に苦労しましたが、PTAも花火大会もアンドン(*)も子どもたちにとっての住み良い社会・誇れる故郷づくり(シビックプライド)の一環なので、有意義で充実した日々を送らせてもらっていて特段大変だとは思っていない。むしろ楽しんでいる。
  • 副実行委員
    足立
    デザイン担当
    度重なる状況の変化に対応しながら作業することは大変でしたが、みんなの「絶対にあげる!」という熱意の渦の中で楽しく参加できました。メンバーやボランティアのサポートなしではできませんでした。
    始まりは不安の方が大きかったですが、メンバーから広がった渦が大きくなるにつれて、その沢山の人の想いがモチベーションにつながりました。
  • 副実行委員

    サポーターズサイト・メンバー用SNS担当
    シークレット花火大会ということで、出せる情報やタイミングの調整に苦心しました。
    また去年、支援者にも一般にも誰に向けても同じ情報を出していたことが心残りで、今年はあげる会を応援してくれるサポーターの人こそ、中から楽しんでほしいと考え、事務局メンバーの助けを借りながら、サポーター限定情報の更新に力を入れました。発信するたびSNSスキルが少しづつ上がっていく点は活動の原動力になりました。
    岐阜で行われた市民の寄付で作る花火大会が、全国の鵜飼&花火大会を支える人たちへのエールになればと思います。
  • 大会実行委員長
    宮部賢二
    大会責任者
    長良川花火は、老若男女問わず、岐阜のみんなが大切にしている原風景。
    長良川鵜飼屋花火大会では、一人ひとりの想いをあつめてあげること、鵜飼と連携して開催することにこだわりました。
    この大会は、コロナなど社会情勢によって延期はしても絶対中止にはしないということを実行委員と支援者が一丸となって共有してきました。
    続けるために大切なことは地域との連携を疎かにしないこと。今年なかなか思うように動けなかった自分の分まで、実行委員のメンバーが細かいところまで対応してくれたことには本当に感謝しています。ありがとうございました!!!!!!!

(*)アンドン … 長良川鵜飼屋花火大会の事務局拠点となった、岐阜市長良にある複合商業施設。
 「&n(アンドン)」公式サイトはこちら

主催 長良川鵜飼屋花火大会実行委員会